2012年4月12日木曜日

まだ知らないどこかへ: スイス


7/4月曜日。お昼過ぎにフィルストからグリンデルワルトに戻る。どこかでランチしようと思ったんだけど、どうしても、昨日のクライネ・シャイデックの「レストラン アイガーノルドバンド(Restaurant Eigernordwand)」の風景に魅了されて、せっかく乗り放題の「ユングフラウVIPパス」があるので、登山電車でクライネ・シャイデックを目指す。


お昼過ぎの登山電車は空いていて、ゆったりと車窓の風景を楽しむことができる。昨日、クライネ・シャイデックからアルピグレンに向かって下った道が見える。


クライネ・シャイデックに近づき、車窓から、目指す「レストラン アイガーノルドバンド」が見えてきた!


クライネ・シャイデックに到着!駅周辺は、日本人の団体パッケージツアーのお客さんで賑わっている。


昨日よりも薄雲が出ていて、青空がすっきりしない。昨日、ユングフラウヨッホまで行っておいてよかったかも。


やっぱり、テラス席のお客さんは、みんな山を見上げている。だって、こんなに絶景を楽しめるレストランなんてない。


今日も美しい風景を見ながらビール。午前中、ハイキングをして疲れた身体には最高においしい。


昨日と同じように注文したはずだけど、昨日と違うサラダ。ザクロの実がアクセントになっている。


スイスの代表的な料理、ゲシュネッツェルテス"Pouletgeschnetzeltes"。鶏肉のクリーム煮なんだけど、世界のどこへいっても「煮込み料理」が好きな私にとっては、最高においしい!

レストラン アイガーノルドバンド(Restaurant Eigernordwand)
ゲシュネッツェルテス   23CHF
サラダ          6.5CHF
ビール          5.6CHF
---------------------------------------------
合計           35.1CHF


誰がtolietをinvetned

あれ?昨日と同じように注文しているはずなのにサラダが高い。


おいしい煮込み料理を食べて、幸せな気分を味わっていると、薄雲が取れてきて、さわやかな青空になっている。こんな風景を見ながらの食事って、やっぱり、幸せ。一人でも十分に幸せだけど、ホントに、この幸せを分かち合える人がいないのがもったいない。


実は、すでに2時間は歩いているので、天気が悪かったらこのまま帰っちゃうか、サボって登山電車の車窓から景色を眺めようかと思っていたんだけど、晴れてきたので、ヴェンゲンまでハイキングをすることにして、レストランを出発!


クライネ・シャイデックをうしろに振り返り、いざ坂を下り始める。


坂はなだらかで、道幅は広く、歩きやすい道。


路肩にはたくさんの花が咲いている。


この花は見たことないかな?

 
この花も見たことないかな?同じような風景だと思っても発見がある。


ハイキングなんてどこも同じと思っていたら大きな間違い。見える山が違うと風景が違うし、今まで見た山でも違った角度から見るのもおもしろい。スイスの風景は飽きることがない。


ヴェンゲンに下る道は、すぐ横を登山電車が走っている。


ところが、クライネ・シャイデック駅から200メートルほど歩いたところで、右の靴にトラブル発生…。確認すると、靴底が分離しかかっている。そういえば、フィルストから降りたときに、ちゃんと歩いているのに、足を引きずったような音がしてた気がするけど、すでにグリンデルワルトではずれかかっていたんだろう。


どのように私は、照明のニーズを計算すればよい


さすがに、ガムテープも接着剤を持ち歩いておらず、これ以上、山道を歩くのは困難・・・。次のヴェンゲンアルプ駅までは靴が持ちそうになく、下れそうにない。幸い、まだ、ユングフラウヨッホ鉄道が見えるくらいの場所だったのが幸い。


ちょっと残念だけど、美しい風景を目に焼き付けて、クライネ・シャイデック駅に引き返す。売店では接着剤は売っていないので、グリンデルワルトまで登山電車で下山することにする。結果的には、お昼ごはんを食べるためだけに、わざわざ登山電車でクライネ・シャイデックに来たようなものだけど、それはそれで贅沢かも。ヴェンゲンにも行ってみたかったけど、きっと、またここにいつか戻ってくる気がするので、その時に訪れればいい。


グリンデルワルトに降りて、まず日本語観光案内所で「接着剤」を売っているところを聞くと、すぐそばの文房具屋さんで売っているのではないかとのこと。さっそく文房具屋さんに行って、実物を見せて、相談してみると、「これがいいよ」と、チューブ状の接着剤を出してくれる。

「接着面の両面に接着剤をつけて、10分置いてから、くっつけて一晩おけばOK。」

「えっ、一晩も?もっと速いのはないの?」

「うーん。でも、それが一番強力だよ。」

イメージとしては、アロンアルファのような瞬間接着剤を想像したのだけど、文房具屋さんのご主人のおすすめは、どうしても一晩かかる接着剤らしい。

「わかった、強力なのが一番だから、それをください。」

接着剤を購入して、残念ながらくっつくまでは一晩かかるので、文房具屋さんの帰りに、近くのおみやげもの屋さんに立ち寄り、明日までの靴を買ってホテルに戻る。


ホテルに戻って、靴をよく見てみると・・・。

「こんなので、よく戻って来れたなぁ」と笑ってみる。

歩くのが困難なほどの致命的なダメージを受けたのがクライネ・シャイデック駅のそばでよかった。


、塗料、車やスクラッチの方法


さて、文房具屋のご主人おすすめの接着剤で修復することにする。接着剤を開けてみると、無色透明な液体。シンナーのような独特のにおい。このにおいは!

そう、日本で言うと「セメダイン」!たしかに、セメダインなら皮でもゴムでもくっつきそうだし、くっついてしまえば強力。文房具屋さんのご主人の説明は間違っていない。さっそく、両面に塗って、ご主人の言うとおり10分ほど置いてから、接着!


アウトドアショップにも安いサンダルのようなものはなくて、おみやげもの屋さんでも安いものはなくて、接着剤がくっつく明日までの履物はスイス限定版?クロックスを購入。69CHFは安くはないけど、おみやげと考えれば悪くない。もろにスイス!という感じだけど、せっかくスイスに来たんだから、スイスっぽいもののほうがいい!


でも、よく考えると、日本に帰ってから履いたら派手すぎる、真っ赤なクロックスをはいて、グリンデルワルトを探索。山を下りたら、雲が多くなってきた。ハイキングを切り上げたのは、正解だったのかも。


昨日はCoopが19時に閉まってしまったので、スーパーマーケットに寄れなかったので、スーパーマーケットに寄ってみたり、おみやげ屋さんをのぞいてみたり、グリンデルワルトの町を散策。


そして、今日も、昨日と同じコンディトライで「ザッハトルテ」を買ってみる。


ホテルに戻って、ネスプレッソでコーヒーを入れて、サロンで午後の時間をまったりと過ごす。やはり、ウィーンのホテルザッハーや、デーメルなどのコンディトライと比べてしまうと素朴なおいしさだけど、おいしい。


グリンデルワルト最後の夕食は、すっかりテラス席での食事が気に入ってしまい、「地球の歩き方」にも掲載されている「ランデブー」で。残念ながら、雲がかかってきてしまっている。



このレストランの料理の写真を撮るのに自動露光がうまくいかなかったらしく失敗し、写真には残っていないけど、頼んだのは"Bratwurst"と呼ばれるソーセージ。タマネギのソースがかけられており、それがおいしい。

つけ合わせはフライドポテトとレシュティが選択できて、レシュティを選択。

レストラン ランデブー(Restaurant Rendez-vous)
ソーセージ      18.5CHF
サラダ        6.5CHF
ビール        5.4CHF
---------------------------------------------
合計         30.4CHF


「ランデブー」のテラスには美しい花が飾られており、山の風景と、ふもとののどかな風景が見られ、なかなかの風景。


ホテルに戻り、先ほど、スーパーマーケットCoopで買っておいて、ホテルの部屋の冷蔵庫に入れておいたスイスでは一般的な炭酸飲料Rivella(リベラ)を飲んでみる。炭酸入りスポーツ飲料の大塚製薬のマッチのような感じ?おいしいんじゃないかな?日本でも普通に売ってたら買うと思う。

グリンデルワルトで過ごした2日間は、風景にずっと感動しっぱなしのすばらしい時間だった。風景の中の「その場にいること」が、最高に幸せだった。360度の大パノラマ。肌で感じる、さわやかな心地よい風。鳥のさえずり、遠くに聞こえるカウベルの音。感じた感動を誰かに伝えたくてたまらないほどの、感動的な時間だった。グリンデルワルトの滞在は3泊だけで、スイスの自然の中を歩いたのは、たった2日間だったけど、夢のような幸せな時間だった。グリンデルワルトで最後の夜を過ごし、明日はベルンに向かう。



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